ワンランク上の商品に出会うと戻れなくなる現象

最近、スーツ見てるんです。スーツなんてこれまであまり着なかったんですけど、仕事の内容も変化してきて、やっぱりクライアント先とかに訪問するときとかスーツのほうが印象いいのかなぁと思って、スーツを着だしたのが２年前くらいから。

スーツといえば青山とかAokiとかで最初ほとんどの人が購入するんじゃないかなー。当然大学の入学式とかは私も青山とかAokiで（どっちだったか忘れた）で買ったわけなんですけど、まぁ社会人になったし、別に私服でも許されるような仕事だし、スーツセレクトとかスーツカンパニーとかオリヒカとかで２年前くらいから購入していました。この辺りは低価格だし、なんかちょっとオシャレな感じがするんですよね。

でも仕事柄、結構お偉いさん方と会うことが多くて「あれ？なんか同じスーツなのにちょっと違うな」ってことを思うことが多くなってきて、色々見て回ってるうちに素材とか、自分の体型にぴったり合ったオーダーメイドとかがあることに気付いてきたんです。気づくの遅いんですけど。

んで、多分もうワンランク上になるのが、ナノユニバースとか、シップスとか、ビームスとか、ユナイテッドアローズとか、そういうところのスーツなんです。店員さんも優しいんで、次々と試着させてくれるんですけど…

もうね、ぜんぜん違う。

着て鏡の前に立つと、「あーこれはおしゃれスーツだわ」って一発でわかるわけです。細身で柄も微妙に作りこんであったり、とにかくオシャレ。

「違い」に気づくと羨ましくなる

これまではスーツに関する知識もなかったし、「スーツなんてどれも一緒でしょ」なんて思ってたんですけど、「違い」がわかってしまうと、やっぱりそっちが良くなってしまうんですよねー。

これってなんでも一緒で、これまでバスタオルはカインズとかニトリとかで買えばいいやーって思ってたんですけど、ちょっといいホテル泊まったときに使ったバスタオルが「あれ？なんか吸水力めちゃくちゃ良くね？」ってなったんです。

そんで試しに無印とかでバスタオル買ってみたんですけど、これまた「違い」に気付いちゃうんですよねー。やっべーモフモフしてて、めっちゃ水分吸い取りますやん、みたいな。

生活レベルを上げるのは簡単だけど下げるのは難しい

これね。これで人生結構苦労しちゃってる人多いんじゃないかなー。ワンランク上の商品に出会ってしまったばっかりに、そのこだわりを捨てられず、いっつも財布が寂しいみたいな状態。

スーツとかバスタオルに限った話じゃなくて、食べ物とか車とかなんでもそうだと思うんです。世の中は良いもので溢れてて、でもその中から自分の意思で取捨選択していかなくてはならなくて。

でもやっぱり全部欲しいって思うので、そういう欲望をモチベーションにして、また仕事頑張ろうってなってる本日でした。